今回の総選挙の争点といわれている「アベノミクス」ですが、日銀出身の小野塚勝俊(おのづかまさとし)候補の漫画による解説がとてもわかりやすいです。
→ アベノミクスとは?を簡単にわかりやすく解説している漫画
(小野塚勝俊さんの公式サイト)
アベノミクスを批判はすれど、じゃあどうするの?という点について明確な答えを打ち出している人が少ない中、小野塚さんご自身が推進したい経済政策についての説明もきちんとされています。
政治や経済の話は、一般の方にはわかりにくいのが常。こうしたわかりやすい説明をする政治家の方が増えると良いですね。
NOVAに関して、TV朝日の「やじうまプラス」の取材を受けました。
「やじうまプラス」というのは、毎朝4:30〜8:00の時間帯で放送されている情報番組です。
ここのディレクターさんが私のブログの「NOVA」に関する記事をご覧になったそうで、「NOVAに関してインタビューさせてください」というご連絡を10/31にいただきました。
最初は「NOVAの被害者」としてのインタビューかな、と思ったのですが、詳しく話を聞いてみると、「企業コンサルタントとして、NOVAの倒産、および猿橋社長に関するコメントを頂きたい」とのこと。
「私は別に、NOVAについてそれほど詳しいわけではありませんが・・」などとお断りしつつも、結局インタビューをお受けすることにしました。
雑誌とかの取材は多いのですが、TVの取材は初めてでしたので、社員共々、興味津々でTV局の方の到着をお待ちしていました。
到着されたスタッフの皆さんはさすがに慣れたもので、てきぱきと機材を組み立てて、あっと言う間に事務所の一角が、右の写真のような即席スタジオに早変わりです。
インタビューが始まったのが19時過ぎだったのですが、それを翌朝の番組にあわせて今から編集するとのことで、TV局の方も大変だな〜、とインタビューを受けながら感心しました。
インタビュー自体は、担当ディレクターさんの質問にお答えするだけの簡単なもので、10分ちょっとくらいで終了しました。
放送を見た知人からは色々と冷やかされましたが、いつもこちら側から見ているTVの世界に、ちょっとだけ触れることができて、なかなか得難い経験となりました。
英会話の最大手NOVAが、10/26(金)に会社更生法を申請し、事実上倒産してしまいました。社長の猿橋(さはし)望氏は、取締役会に出席せず、不在のまま解雇されたとのこと。
実は私、息子(7歳)をNOVAのキッズクラスに通わせておりまして、しかも三年分の授業料を前払いしておりました。
ここ最近の新聞報道でNOVAが倒産しそうだと感じて、気が気ではなかったのですが、とうとう現実のものとなってしまいました。
授業料の返金については、税金や社員の給料等に比べて弁済の優先順序が下ですので、あまり多くは期待できそうもありません。
それに、先に払った授業料がもったいない、と言うのもあるのですが、息子の英会話教育を明日からどうするか、というのも頭の痛いところです。(息子はNOVAに行かなくてもよいということで、至極ご機嫌なのですが・・・(^_^;
◆マーケティングで成功したNOVA
さて、このNOVAの倒産の背景について、「ビジネス的」に考えてみたいと思います。
会社更生法の申請に至った直接的な理由は、当座の資金繰りに困ったためです。
外人講師や日本人スタッフの給与の支払い遅延が続いたり、家賃が滞納して教室を閉めざるをえなくなったり、と言う状況がこの何ヶ月か続いていたそうで、その理由は手元の資金繰りに窮していたから。
ただ問題なのは、なぜ資金繰りに窮する事態になってしまったか、という点にあります。
NOVAは昭和56年の創業なのですが、積極的なテレビCMで急成長し、今では業界シェアの60%を押さえているそうです。
私は息子がNOVAに通っていたこともあり、「NOVAうさぎ」のキャラクターを使ったCM等に注目していたのですが、本当に素晴らしいマーケティング戦略でした。
恐らく前社長の猿橋望氏は、稀代の天才マーケターだと思います。氏の天才的な営業センス、マーケティングセンスにより、NOVAは短期間でここまで急成長したのです。
◆NOVAの倒産の背景
ところが急成長の裏側で、静かに転落の危機が始まっていました。
それは「内部体制の整備の遅れ」。
NOVAはもともと「低料金」と「駅前留学」の立地の良さをウリにしていました。
コストのかかる「駅前」に店舗を構えながら、「低料金」路線で勝負しているわけですから、それを実現するためには、内部的に不要なコストを抑えて、経費を圧縮する仕組みが必要です。
ところが猿橋望前社長は、こうした事業の基盤となるべき「低コストで会社を運営する仕組み」を構築する前に、いたずらに規模の拡大に走ってしまいました。
その結果、売上高経常利益率は、毎年1%前後で推移します。
そもそも英会話というのは労働集約的なビジネスで、必ず講師の人件費が発生します。この講師の経費をどう抑えるかが、会社経営上の大きなポイントになる訳ですが、利益率の低い状況の中、猿橋前社長が手をつけたのが、講師の削減でした。
asahi.comの記事によると、2003年から「教室数」と「受講者数」は増えているにも関わらず、「講師数」は減少しています。
生徒が増えて、講師が減っているわけですから、クラスはとりにくくなり、生徒の不満が高まっていきました。
そしてついに、2005年をピークに2006年から生徒が減りはじめ、資金繰りの悪化に輪をかけることになりました。
◆拡大の裏に潜む罠
それ以降も紆余曲折を経て、本日の倒産(会社更正法申請)に至ったわけですが、その原因は、「低料金」を掲げながら、それを実現する内部の仕組みを持たなかったことにあると思います。
「低料金」を実現するための「低コスト運営の仕組み」、すなわち経費を切り詰めた徹底的にスリムな業務運営を行う仕組みがあってこそ、初めて規模の拡大を追求できるのです。
店舗拡大に夢中になって命綱である講師の人件費に手をつける前に、それ以外の部分のコストを徹底的に切り詰め、効率的な業務運営の仕組みを作り上げることこそが、経営者に求められていたことだと思います。
弊社も、今回の事例を他山の石として、社内の体制整備に努めていきたいと深く感じました。
米国のアップル社の携帯電話「アイフォン(iPhone)」がもうすぐ発売されます。
iPodで音楽業界を席巻したアップル社が手がけた携帯電話ですから、日本のそれとはだいぶ違うんだろうと思っていたのですが、アップル社のサイトをみて、ビックリしてしまいました。
アップルが携帯電話を作ると、ネット利用はこうなるんだ、という感じです。
日本でも、ネットの利用方法が変わるかもしれませんね。
なお、iPhoneのCMも公開されていますので、こちらも覗いてみてください。
私の友人である、ソフトブレーンサービスの工藤社長が、TVに出演されました。
2/25(土)日本テレビの23:30『ナイナイサイズ』
(http://www.ntv.co.jp/99size/01/20060225/04.html)
私は残念ながら、この放送を見逃してしまったのですが、部下の一人が偶然このテレビを見ていて、ビックリして報告してくれました。
あさって25(土)日テレ『ナイナイサイズ』
(http://blog.esm-ms.jp/article/13665516.html)
先週、携帯の電話を新しく買い換えました。
今までは2年ほど前に買ったSONYの機種を使っていたのですが、カメラ機能がないため、ブログに写真をアップするためには別途デジカメを持ち歩かなければいけなかったのです。
何かと不便なので、思い切ってカメラ付きの携帯に買い換えました。
私はあまり携帯は詳しくないので、店員さんの勧めに安易に従って「SANYO」のW31SAという機種にしたのです。
「サンヨーで大丈夫かな?」という不安もありましたが、愛想の良い店員さんの「これ、私も使っていますけど、ムッッチャいいですよ!」という声に背中を押されて、これを選んでしまいました。(^_^;
がしかし、使ってみると、これが結構良いです。
何が感心したかというと、まずディスプレイが無茶苦茶きれいなのです。
高解像度のディスプレーが搭載されていて、3ptくらいの小さい文字が
横 14文字
縦 15行
で、ぎっしりと表示されています。
文字は小さいのですが、画面の解像度が高いので文字がとてもクリアに表示されていて、下手なPDAよりも使いやすい感じです。
また、「CDMA1x WIN」というタイプの契約をしたのですが、この通信速度が「最大2.4Mbps」と、無茶苦茶早いです。もちろん混み合っている時はそんなには出ないのでしょうが、一昔前のADSLくらいの速度が出ているわけで、かなり大量の情報が送れます。
実際に体感してみると、昔の機種を使っていた頃の「遅くてイライラする」という感じがすっかりなくなりました。
今まで携帯電話について会員さんにアドバイスする際には、「主婦向けのメール販促ツールとしては、携帯ははずせませんよ」という感じで、メール活用を中心にアドバイスして来たのですが、ちょっと認識を改めないといけないようです。
従来の携帯電話での「画面の小ささ」と「通信回線の遅さ」というボトルネックが急速に解消しているわけで、企業にとってメール以外にも、かなり本格的な販促ツールとして使えそうです。
今の携帯電話の買い換え周期は「1.5年」くらいだそうですから、既存の携帯端末が「高解像度ディスプレイー」に変わる頃には、パソコンによる販促と同じようなことを携帯電話に対しても行えそうです。
私もこの新機種を使い尽くして、ノウハウを溜めていきたいと思っています。
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