2005年11月07日

楽天の三木谷浩史社長はナイスガイ

最近、楽天三木谷浩史社長がTBSとの経営統合問題で新聞紙上を賑わしていますが、今日はその三木谷社長の話題を取り上げます。

楽天三木谷浩史社長マスコミの記事を見ていると、全般的に三木谷氏に否定的な意見が多いようですが、個人的に私は、楽天の三木谷氏を応援しています。

というのも実は、私は楽天の三木谷社長と同窓の一橋大出身で、しかもクラブまで一緒の体育会テニス部なのです。三木谷浩史氏が一年後輩にあたるのですが、私は在学中に一年アメリカに留学しておりましたので、大学の卒業は同じ年でした。

さて、三木谷浩史氏は学生時代、テニス部の「鬼キャプテン」として名を馳せましたが、これは我々の代に関東大学リーグの「三部」から「四部」へと「降格」してしまったのが原因です。責任感の強い三木谷氏は、何とかこの降格を挽回して再度「三部」へ昇格しようと、部員の反感を覚悟しながら「鬼キャプテン」を演じたのだと思います。

TVに写る三木谷社長は「強面」のイメージが強いですが、本当の彼は仲間を大切にする「ナイスガイ」です。体育会系ですから基本的に礼儀作法はきちんとしていますし、お父さんが大学教授だけあって頭の切れもなかなかのものです。

ところで私が楽天三木谷浩史社長を密かに応援しているのは、大学の同窓というのもあるのですが、大銀行の出身者がスピンアウトして、ベンチャー企業を経営しているという点に共感しているからです。

ご存じの通り、三木谷氏は日本興業銀行(現、みずほ銀行)出身です。

私は日本を元気にするためには、大企業出身者がもっとたくさんスピンアウトして、ベンチャービジネスを手がけるべきだと考えています。そして大企業からのスピンアウトを増やすためには、誰かが「成功」する必要があると思うのです。

その意味で、興銀出身の三木谷浩史氏がベンチャーで成功したことは、後に続く人達に大いなる勇気を与えてくれたと思います。逆に、三木谷社長が失敗してしまうと、せっかく日本に根付きつつある「大企業からのスピンアウト組」に多大なマイナスの影響を与えてしまうと思うのです。

その意味で、ぜひ楽天の三木谷社長には頑張ってもらいたいと思いますし、今回のTBS問題についても個人的に応援している次第です。

さて、同じインターネット業界で仕事をしている身として、TV局の買収について、私なりの意見を述べておきましょう。

ネット業界では、古くは孫氏のソフトバンクがテレビ朝日を、そして先日は堀江社長のライブドアがフジテレビを買収しようとしました。そして今回、楽天の三木谷氏がTBSに経営統合を提案した訳です。

私は個人的に、公開企業である以上、他社からの買収のリスクは当然ある訳ですし、日本の「株の持ち合い」すなわち「安定株主」という隠れ蓑は、日本の株式市場にとって望ましい姿とは言えないと考えています。

ネット企業は全般的に資金が潤沢というのもあるのですが、同時にアメリカ的な「ラディカル(合理的)」な経営者が多いので、古い「日本型資本市場」の慣習にとらわれず、「テレビ局の買収」という一昔前のタブーに対しても抵抗感があまりないような気がします。

インターネットで集客しようとした場合、「コンテンツが命」です。これは楽天に限らず、どの企業でも共通の命題です。

そして、「既存のテレビ番組」は、極めて有望なコンテンツです。また、TV局のスタッフが持つ「番組作成能力」も、今後ネット向けコンテンツを制作する際の大きな差別化要因となっていくでしょう。

「コンテンツ・プロバイダー」としての楽天からすると、「マイトリップネット」や「インフォシーク」、あるいは「DLJ証券」という「コンテンツ」を統合したように、TBSというコンテンツを加えようとすることは、ある意味、今までの延長線上と考えて良いのではないでしょうか。

巷には色々と否定的な意見も多いようですが、過去の楽天の動きを見ていると、決して今回の方針が「焦り」といった類のものではなく、ネット企業として当然考えられる戦略の一つだと考える次第です。

いずれにしても、三木谷浩史社長の一ファンとして、今回のTBS統合問題を温かく見守りたいと思っています。

楽天の三木谷浩史社長はナイスガイ

最近、楽天三木谷浩史社長がTBSとの経営統合問題で新聞紙上を賑わしていますが、今日はその三木谷社長の話題を取り上げます。

楽天三木谷浩史社長マスコミの記事を見ていると、全般的に三木谷氏に否定的な意見が多いようですが、個人的に私は、楽天の三木谷氏を応援しています。

というのも実は、私は楽天の三木谷社長と同窓の一橋大出身で、しかもクラブまで一緒の体育会テニス部なのです。三木谷浩史氏が一年後輩にあたるのですが、私は在学中に一年アメリカに留学しておりましたので、大学の卒業は同じ年でした。

さて、三木谷浩史氏は学生時代、テニス部の「鬼キャプテン」として名を馳せましたが、これは我々の代に関東大学リーグの「三部」から「四部」へと「降格」してしまったのが原因です。責任感の強い三木谷氏は、何とかこの降格を挽回して再度「三部」へ昇格しようと、部員の反感を覚悟しながら「鬼キャプテン」を演じたのだと思います。

TVに写る三木谷社長は「強面」のイメージが強いですが、本当の彼は仲間を大切にする「ナイスガイ」です。体育会系ですから基本的に礼儀作法はきちんとしていますし、お父さんが大学教授だけあって頭の切れもなかなかのものです。

ところで私が楽天三木谷浩史社長を密かに応援しているのは、大学の同窓というのもあるのですが、大銀行の出身者がスピンアウトして、ベンチャー企業を経営しているという点に共感しているからです。

ご存じの通り、三木谷氏は日本興業銀行(現、みずほ銀行)出身です。

私は日本を元気にするためには、大企業出身者がもっとたくさんスピンアウトして、ベンチャービジネスを手がけるべきだと考えています。そして大企業からのスピンアウトを増やすためには、誰かが「成功」する必要があると思うのです。

その意味で、興銀出身の三木谷浩史氏がベンチャーで成功したことは、後に続く人達に大いなる勇気を与えてくれたと思います。逆に、三木谷社長が失敗してしまうと、せっかく日本に根付きつつある「大企業からのスピンアウト組」に多大なマイナスの影響を与えてしまうと思うのです。

その意味で、ぜひ楽天の三木谷社長には頑張ってもらいたいと思いますし、今回のTBS問題についても個人的に応援している次第です。

さて、同じインターネット業界で仕事をしている身として、TV局の買収について、私なりの意見を述べておきましょう。

ネット業界では、古くは孫氏のソフトバンクがテレビ朝日を、そして先日は堀江社長のライブドアがフジテレビを買収しようとしました。そして今回、楽天の三木谷氏がTBSに経営統合を提案した訳です。

私は個人的に、公開企業である以上、他社からの買収のリスクは当然ある訳ですし、日本の「株の持ち合い」すなわち「安定株主」という隠れ蓑は、日本の株式市場にとって望ましい姿とは言えないと考えています。

ネット企業は全般的に資金が潤沢というのもあるのですが、同時にアメリカ的な「ラディカル(合理的)」な経営者が多いので、古い「日本型資本市場」の慣習にとらわれず、「テレビ局の買収」という一昔前のタブーに対しても抵抗感があまりないような気がします。

インターネットで集客しようとした場合、「コンテンツが命」です。これは楽天に限らず、どの企業でも共通の命題です。

そして、「既存のテレビ番組」は、極めて有望なコンテンツです。また、TV局のスタッフが持つ「番組作成能力」も、今後ネット向けコンテンツを制作する際の大きな差別化要因となっていくでしょう。

「コンテンツ・プロバイダー」としての楽天からすると、「マイトリップネット」や「インフォシーク」、あるいは「DLJ証券」という「コンテンツ」を統合したように、TBSというコンテンツを加えようとすることは、ある意味、今までの延長線上と考えて良いのではないでしょうか。

巷には色々と否定的な意見も多いようですが、過去の楽天の動きを見ていると、決して今回の方針が「焦り」といった類のものではなく、ネット企業として当然考えられる戦略の一つだと考える次第です。

いずれにしても、三木谷浩史社長の一ファンとして、今回のTBS統合問題を温かく見守りたいと思っています。
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