それは、士業系サービスのレベルが「人」に依存するからです。
その士業の先生の、知識、スキル、経験、そして「人格」によって、そのサービスレベルには天と地ほどの差が出ます。
こうした「人」に依存するサービスの場合、サービスを申し込む前に、「その人のことを良く知る」必要があります。でもこの「人となりをよく知ること」と言うのは、かなり難しく、かつ手間がかかる作業です。
1回や2回会った程度では、なかなか判断するのが難しいのが現実です。
そのため多くの方は、その先生をよく知っている「知り合い」の紹介に頼ることになると言うわけです。
●ホームページであなたの事を知らしめる
さて人脈が広くて、「ばんばん紹介してもらえる」という先生はともかく、多くの士業のかたはこうしたアプローチではなかなかお客さんを増やすことはできません。
そこで皆さんホームページを作ろうと思うのですが、ほとんどの方が失敗してしまいます。それは多くの場合、「事務所のサービス案内」に終始してしまうからです。
「人となりを理解してもらう」ことが士業サービスのポイントにも関わらず、「事務所のサービスの紹介」だけしても、仕事が取れるわけはありません。
実際にお客さんのオフィスに行った際に、「事務所のパンフレット」だけ渡して、後は一言も話をしないで仕事が取れるでしょうか?
ホームページも同じ事。単なるサービス案内だけでは決してお客さんの心は動きません。
それではどうすれば良いのでしょうか?
一番大切なのは「ホームページで、あなたの事を知ってもらう」ことです。
「事務所のサービスを売り込む」のを目的とするのではなく、「あなたという人間の事を知ってもらう」ことを目的とするのです。
「私はこんな人間で、こんなスキルと経験があります」ということを、分かりやすくアピールすれば良いのです。
ホームページの目的を「サービスを売り込む」ことから、「あなたの事を知ってもらう」ことに変えることができれば、後は自然と結果はついてきます。
是非ご自分のホームページを見直してくださいね。