弊社ブログサービスをご利用頂いた会員さまからのお便りをご紹介します。
申し込んでから1ヶ月足らずという非常に短い期間でブログを完成することができ、貴社にお願いして良かったと誠に感謝しております。
弊社は既にホームページを開設しておりましたが、社内3事業部のうち、「制御システム事業部」は、常に新しい技術を導入し、お客様に満足いただけるような製品作りをしております。
従いまして、以前より情報発信ツールの必要性を感じておりましたが、セカンド・ホームページの位置づけとしてブログを利用でき、満足しております。
今後ともご協力の程、お願い申し上げます。
(エムイーシーエンジニアリングサービス株式会社 取締役制御システム事業部長 蒲池薫さまhttp://mec-es.blogdehp.ne.jp/ )
蒲池さんは、既存の全社ホームページ(http://www.mec-es.co.jp/)とは別に、「制御システム事業部」の「部門サイト」として、新しくブログでホームページを立ち上げられました。
◆各部門では全社ホームページを活用できない
蒲池さんのような、「部門サイト」をブログで作るという考え方は、規模の大きい企業の場合、今後主流になっていくと思います。
従来の「全社ホームページ」は、通常はIT部門や総務部門といったスタッフ部門が担当します。
しかしスタッフ部門が全社ホームページを管理すると、各事業部や工場、あるいは支店と言った個別部門のニーズが反映されないケースが少なくありません。
ホームページのコンテンツは、定期的に更新を行う必要があります。そして各個別部門で必要とするコンテンツは、全社コンテンツとは異なる場合がほとんどです。
しかしながら、全社ホームページの「部門別コンテンツ」を頻繁に更新している企業はほとんどありません。
スタッフ部門としては、コンテンツの更新にお金がかかりますし、よけいな仕事を増やしたくないという気持ちもありますから、積極的に各部門のコンテンツを更新しようというインセンティブが働かないのです。
その結果、各部門では、ホームページをほとんど活用しなくなってしまいます。
◆部門別ホームページをブログで作る
かといって、各部門が独自でホームページを立ち上げるケースはほとんどありません。
各部門には、ホームページの更新を担当できる専門スタッフはいませんから、どうしても人的な面で本社に頼る必要があります。
もちろん、人を新しく雇ったり、あるいはWEB業者と契約する予算も与えられていないのです。
多くの場合、「全社ホームページがほとんど役に立たないのに、これ以上コストをかけて部門別ホームページを立ち上げても仕方がない」という感じに経営者は考えてしまいます。
その結果、個別部門のニーズと全社ホームページの内容が乖離してしまい、ますますホームページが全く役に立たなくなってしまうのです。
しかしながら、「更新が簡単な」ブログを利用すれば、専門スキルを持たない現場のスタッフでもホームページの管理が行えます。
また、自分自身で更新ができますから、WEB業者に別途費用を支払う必要もなくなり、相対的に低コストでホームページの運用が行えるのです。
つまり「ブログ」を利用することで、
- 専門スタッフがいない
- 予算も厳しい
各現場でも、「部門別ホームページ」を立ち上げることができるのです。
エムイーシーエンジニアリングサービスさんの場合、下記のホームページのように、事業部のサイトとして、独自のホームページを立ち上げられました。
エムイーシーエンジニアリングサービス
◆全社ホームページ
http://www.mec-es.co.jp/
◆制御システム事業部のホームページ
http://mec-es.blogdehp.ne.jp/
「全社サイトに各部門の意向が反映されていない」とお嘆きの方は、このように、「全社ホームページ」とは別に、「セカンドホームページ」として「ブログで部門ホームページを立ち上げる」ことをお勧めします。
ぜひエムイーシーエンジニアリングサービスさんを参考にして、事業部別のホームページを活用して行って下さいね。
(本記事は、会員向けメールレター147号の内容を加筆修正したものです。)