
和田さんは、関西No1のステンドグラス会社を経営されています。まだ若干30歳の若さなのですが、現在急成長中で、将来が楽しみな若手経営者です。
地盤は大阪なのですが、ホームページをリニューアルしてから、東京始め全国からの引き合いが殺到して、てんてこ舞いが続いているそうです。(う〜む、素晴らしい・・(^^)
こんな風に、今でこそ飛ぶトリを落とす勢いの和田社長ですが、実は3年前は「大手ゼネコンの下請け」仕事が多くて大変だったそうです。大阪の建設業界は当時からずっとじり貧だったそうで、価格の引き下げ要求は激しいし、下請けの仕事自体も右肩下がり、しかもゼネコンからの支払いサイトもかなり長かったらしく、資金的にも結構きつかったとのこと。
そんな状況の中、「下請けから脱却するぞ!」と決意された和田社長は、ホームページで「富裕な個人客」との直接取引を目指しました。今まではゼネコンに納入していたBtoBのビジネスを、個人客への直販、即ちBtoCにシフトしようとされたのです。
そしてホームページをその直販のためのツールとして利用すべく、大きく舵を切ったのでした。
こうした状況の和田さんからご相談を頂いたのが、2003年の1月のことでした。それからホームページが完成したのが、2004年3月。足かけ1年以上にわたる長期プロジェクトになってしまったのですが、ホームページ公開後は順調に個人客の開拓が進んでいるそうです。
関西ではゼネコンからの発注が激減しているそうで、和田さん以外のステンドグラス屋さんの中には「倒産寸前」の会社も少なくないとのこと。
しかし和田さんは、このホームページを活用して「個人客への直販」という新たな販路を開拓していましたから、ゼネコンの仕事が減っても全く問題なく、関西では和田さんの会社の一人勝ちだそうです。
最初にホームページのご相談を受けた時には、そこまでステンドグラス業界が冷え込んでいるとは知らなかったのですが、先日和田さんから「ホームページがなかったら、今頃うちも倒産していたかもしれません」と言われた時は、ちょっと嬉しかったですね。
ただ、こういう中小企業さんは決して少なくありません。マーケットが大きく変わろうとしている時に、和田さんのように過去の販路にしがみつかず、新しいマーケットを開拓できるか? そしてそのために、自分の全てを投入できるか?
和田さんの「成功物語」をお伺いしながら、他の経営者の方々にも心の中でエールを送っていたのでした。




